MAツールvol.12|開封率・クリック率を可視化してメルマガの効果を図る
メルマガの効果を調べる
先日の記事で、HubSpotを使って、ビジュアライズされたhtmlメールを送ることができるとお伝えしました。
過去の記事:
MAツールvol.08|HubSpotを活用してhtmlメールを無料で送る①
MAツールvol.09|HubSpotを活用してhtmlメールを無料で送る②
さらにHubSpotでは、”開封率”や”クリック率”を確認することができ、加えて、”誰が” ”何回”メールを開いたかも確認することができます。
これだけ、細かくメールの効果を確認することができるHubSpotのhtmlメールですが、月2,000件までは無料送付が可能となっており、機能だけでなく価格面も魅力の一つです。
私たちも実際にHubSpotを活用して、定期的にメールを送付しています。では、実際の効果測定方法について確認してみましょう。
開封率
開封率はその名の通り「送信数に対して、メールを開封した人数の割合」です。
HubSpotで確認してみると、送信済みのメール毎に開封率が表示されています。更に、ページを開いていくと、「ユニーク開封数」と「合計開封数」も確認することができます。
ユニーク開封数
ユニーク開封数とは、「何人がメールを開封したか。」という事を表しており、例えば、1人(1つのメールアドレス)が何回メールを開封してもユニーク開封数は”1”です。単純に開封した人数を図れるのが「ユニーク開封数」です。
合計開封数
一方で「合計開封率」とは、合計で何回メールが開封されたかを示しています。例えば、1人(1つのメールアドレス)が2回メールを開封すれば、合計開封数は”2”となります。
「ユニーク開封数」と「合計開封数」から各リードの関心度を知ることができるので、関心度に合わせてこれからのアプローチ方法を検討することが可能となります。
注意が必要な場合も
合計開封数の多いメールアドレスの方が1度しか開かれていないメールアドレスよりも関心度が高いのはもちろんですが、「info@」などの共通メールアドレスにメールを送付した場合だと、先方の多くの社員がとりあえずメールを開封しているという状況もあり得ます。
たくさんメールを開封したからといって「先方は弊社のサービスに非常に興味がある」と思い込み過ぎは良くありません。
一般的な開封率は??
この開封率は、効果的にメールが送付されているかを図る指標として利用されることが多く、業界でその数値は多少変わりますが、”20%程度”だと言われています。
開封率が20%に満たない場合、メールの内容を細かく分析して改善点を探していきましょう。件名・本文・送付時間・送付ターゲット等、様々な観点から分析し、少しずつ質を高めていきましょう。
クリック率
クリック率は、「メール内に挿入された”お問い合わせ”や”資料ダウンロード”などのボタン、”サイトへのリンク”等をクリックした割合」です。
メール開封後、閲覧者がアクションを起こした割合を知ることができます。クリック率についても開封率と同様に”ユニーククリック数”と”合計クリック数”を見ることができます。
一般的なクリック率は??
メールを開封したうえで、更にクリックしているので、より興味関心のあるリードであると判断することができます。クリック率の平均は2%程度と言われています。
HubSpotでは、メール内に設定したどのボタン・リンクがクリックされたかを確認することができます。分かりやすくボタンを設置したりしながら、クリック率を上げるよう工夫しましょう。
メールマーケティングは効果も期待でき、有効なアプローチ方法の一つです。ですが、効果があるが故にどの企業でも実施されており、ターゲットにしている企業や担当者は、日々たくさんのメールを受信しているのも事実です。
そのため、工夫と改善を繰り返しながら、少しでも開封率やクリック率を上げられるように取り組んでいきましょう!!