【ネットワーク改善】(常に)社内のネットワークが遅い!その改善法は?
オフィスのネットワークが遅い……。
迫り来る納期やノルマを目前にして、効率、生産性の低下等、様々な悪影響を及ぼします。回避するためにも、ネットワーク環境の改善は欠かせません。 本ページに社内ネットワークの速度の改善方法をまとめました。
社内ネットワークの確認
ネットワークケーブルが規格外
契約回線の速度に合わない、古いLANケーブルをそのまま使い続けていませんか?
本来の通信速度を発揮するためにもLANケーブルの規格を確認しましょう。
対応ケーブル | 転送レート | 信号帯域幅 | 規格 |
---|---|---|---|
CAT.5 | 100Mbps | 31.25MHz | 100BASE-TX |
CAT.5 | 1Gbps | 62.5MHz | 1000BASE-T |
CAT.5e | 2.5Gbps | 100MHz | 2.5GBASE-T |
CAT.6 | 5Gbps | 200MHz | 5GBASE-T |
CAT.6A/CAT.7 | 10Gbps | 400MHz | 10GBASE-T |
CAT.8 | 25Gbps | 1,000MHz | 25GBASE-T |
CAT.8 | 40Gbps | 1,600MHz | 40GBASE-T |
対応ケーブルは様々にありますが、最低でもCAT.5e以上を目安にしていただくことが基準となります。
家電製品による電波干渉
自宅で動画サービスを楽しんでいるとき、なぜか電子レンジを使うと止まってしまう・・・そんな経験はないでしょうか?
実は無線LANと電子レンジは同じ電波の周波数帯を使っているため、両者を同時に使用すると、電子レンジから漏れた電磁波が無線LANにとってはノイズとなり、通信に支障をきたすことになるのです。
最近は室内に電子レンジや冷蔵庫を置くオフィスも多いと思いますが、これら家電は無線LANに悪影響を及ぼすことがあります。配置を見直す等の対策をしましょう。
通信回線速度の問題
回線の契約プラン見直し
光回線のプランが100Mbps~200Mbpsではありませんか?
数年前までは100Mbps~200Mbpsでも十分な速度を得られていましたが、ネットワークの高度化に伴い、回線の使用量は増える一方です。
リモートワークやzoom会議など、オンラインワークは1Gbps必須です。
契約回線の速度が1Gbpsかどうか、通信速度を確認しましょう。
帯域確保・保証
最大通信速度だけではなく、帯域確保・保証が設定されているサービスを利用しましょう。
例えば「フレッツ光」の集合住宅向けサービスでは速度が1Gビット/秒のものと100Mビット/秒のものの2種類がありますが、この速度を集合住宅(建物)内で分け合ったのち、さらに各戸分を分け合う形になります。
特に100Mビット/秒の場合には、各戸に入ってきた線をそれぞれの使用者がWeb会議や動画視聴などで同時にネットを使うことで、帯域不足に陥る恐れがあります。
予算や環境に合致した、法人向けのプランを検討しましょう。
パソコン本体の問題
パソコンそのものが古い?新しい場合でも落とし穴が・・・
社内全体ではなく、特定のパソコンのみネット速度が遅い場合は、パソコン本体の原因が考えられます。
本体が古い場合には1Gbpsには対応していないことが多いです。その場合は新しいパソコンの購入が必要になります。
また、パソコンが新しい場合でも、以前と同じ環境で使おうとして「Internet Explorer」を使ってしまっている、というケースはないでしょうか?
サポートの終了しているブラウザを使うことはセキュリティ面でも問題がありますし、ブラウザのバージョンが古い場合、通信速度が出ないことがあります。
<ご相談はアストンへ>
アストンでは、オフィスのIT環境改善を提案しております。
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