2022.2.7

インサイドセールスvol.26|インサイドセールスのチームづくりに大切な3つのこと

インサイドセールスvol.26|インサイドセールスのチームづくりに大切な3つのこと

前回のブログでは、リーダーとして取り組むべきことをお伝えしました。
強い組織を作るためにリーダーが舵を切って推進していくことは重要ですが、メンバーひとりひとりも組織を形成するために非常に重要です。どのようにチームを育てていくかは会社やリーダーの手腕にかかっており、しっかりと計画を立てながらチームを作っていくことが大切です。
コロナ禍において、インサイドセールスに力を入れて本格的にチームを形成していこうと取り組まれている会社も少なくありません。今回は、そんなチーム作りに対する考え方について解説していきます。

組織の”多様性”を無理に考えすぎない

チームづくりにおいて「人材の多様性」は重要だと考えられています。もちろん最初の段階では、スキルを持っていて、かつ価値観などが会社にしっかりと合致し、リーダーとの相性も良いメンバーを採用するほうがチームづくりはスムーズにいきます。

そして、ある程度チームが大きくなり安定してきたら、これまでと違う経歴やバックグラウンドを持つ人材を採用していくことを検討し始めるかもしれません。多様性を取り入れることは、組織に活力が出るという意味で有効な手段となり得るでしょう。

採用をどう決めるのか?

とは言っても、これまでとは違った経歴の人材を採用するのはなかなか踏み切れずに悩んでしまうかもしれません。そんな時はシンプルに、「自身またはチームが成長するために必要かどうか?」で考えて頂くことでシンプルになります。

あくまでも“多様性”はチームとして成功するために手段にすぎません。

”多様性”ということにフォーカスしすぎて様々な経歴の人材を登用しなければならないわけではありません。その為、多様性に富んだ組織を無理して作る必要はありません。シンプルに「会社やチームの成功」に必要な人材かどうかで判断してみましょう。

チームで取り組める人材であること

チームで業務に取り組む以上、皆で業務を分担しながら協力し合える人材かどうかが非常に重要です。

時折ものすごく仕事ができるエースプレイヤーがいます。そんな優秀の人材はチームの実績に大きく貢献してくれることでしょう。会社としてもそんな人材を多く採用したいかと思います。しかし、中にはすべての業務を一人でこなしてしまう方がいます。そのような方は、結局人に任せるより自分で取り組んだ方が効率が良いと考えています。

そのような状況になってしまうと、自分だけのキャパシティでしか成長することができず、またチーム全体の士気や取り組みを妨げてしまうこともあります。

チームで取り組み、チームを大きくするために取り組むような考え方を持っているメンバーであることがとても重要で、メンバーと刺激し合いながらチームとして成長していく方が会社の利益となります。

数年後の組織を意識したチームづくり

将来的には今よりもメンバーが増えていて、チームが成長していて欲しいと考えることのは当然です。そこで、必ず将来を考えたチーム編成を意識することが重要となります。

例えば、結果を早く出すために優秀な人材ばかりを採用することだけに注力してしまうと、もちろんそんな優秀な人材が継続的に見つかるわけもなく、採用活動に行き詰まってしまいます。

一方で、もちろん給与水準などの関係もありますが、経験のない若手ばかりを採用し続けてしまうと、土台がなくチームがガタガタになってしまうリスクがあります。

強固なチームを作ることを意識して、ベタラン(即戦力)と若手をバランスよく採用することを意識しましょう。ベテランの経験値を生かしつつ、若手を育成していけると非常に良いバランスを取ることができます。

チームビルディングは、強い組織を構築していくためにとても重要です。チームメンバーのスキルや能力、経験などを最大限に引き出し、目標を達成できるチームづくりに取り組んでいきましょう。

多様な人材が集う企業では、それぞれの能力をうまく活用することが、成果につながっていきます。単なる配置ではなく、メンバーひとりひとりが持てる力を十分に発揮するための環境を整えることを意識して取り組んでいきましょう!!

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