特許申請しました!新しい障がい者雇用支援の取り組み【Colorful Assist Blog】

障がいのある方が「安心して働ける環境」とは何か。
株式会社アストンは、その答えを探し続ける中で、障がい者雇用を支援する独自の取り組みを開発し、2025年11月に特許を申請しました(特願2025-182856)。
この取り組みは、障がいのある方がITスキルを身につけながら、社内のIT業務を支える新しい雇用の形を実現するものです。
働くことへの不安を減らし、スキルと自信を育む環境づくりを目指しています。
なぜこの取り組みが必要なのか
障がい者雇用は年々進んでいます。
これは、障害者雇用促進法による法定雇用率の引き上げ(2024年には2.3%から2.5%へ)や、企業のダイバーシティ推進の流れによる意識の高まりが背景にあります。
実際、厚生労働省の集計によると、2024年の民間企業における障がい者の実雇用率は2.33%と、前年(2.25%)よりも上昇しています。
■実雇用率と雇用されている障害者の数の推移

しかし、現場では以下のような課題が依然として残っています。
「人材の確保が難しい」
「適した業務が見つからない」
「現場の理解が不足している」
「受け入れの準備が進まない」
「定着が難しい」
「フォローの体制が不十分」
アストンはこれらの課題に対し、社内ITサポート業務(情報システム部門業務)に着目しました。
社内ITサポートは、企業のIT基盤を支える重要な業務であり、定型作業が中心です。
集中力や正確性が求められるこの業務は、障がいのある方の特性を活かしやすく、安定した雇用につながる可能性があります。
この取り組みは「障がい者雇用」と「IT人材不足」という2つの社会課題を同時に解決する、新しい支援モデルとしても位置づけられています。
取り組みのポイント
私たちアストンは、これらの課題に対して「人」「環境」「業務」の3つの側面から、企業が安心して障がい者雇用を進められる環境を提供しています。
「人」適性人材の紹介・定着サポート
- 企業の適性に合った人材をアストンが選定・紹介
- 障がい者の特性に合わせたスキルアップと継続的フォロー
「環境」働きやすいサテライトオフィスをご提供
- IT就業センター(サテライトオフィス)で業務効率を最大化
- 障がいに対する配慮とITのプロたちによる手厚いフォロー
「業務」品質保証されたITサポート業務
- スキルを有するディレクターが業務を調整・管理
- 難易度の高い業務はアストンの熟練技術者がバックアップ
Colorful Assist Blogの発信について
アストンでは、障がい者雇用支援の取り組みを【Colorful Assist Blog】にて継続的に発信していきます。
誰もが安心して働ける社会の実現に向けて、IT業務を通じた新しいキャリアの可能性を広げていきます。
ぜひ、今後の発信にご期待ください。
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