応募前にやっておくと安心な準備ガイド 〜元・就労移行利用者&CAT採用担当のリアルな視点〜【Colorful Assist Blog】

こんにちは。CAT(Colorful Assist Team)採用担当のAです。
私は去年まで、みなさんと同じように就労移行支援事業所に通っていました。
過去にはうつ病や適応障害を経験し、休職・退職もしました。
人と関わることそのものに強い恐怖を感じて、最初の1〜2ヵ月は駅に近づくことすらできませんでしたが、3ヵ月目になって「このままじゃいけない」と思い、行動を始めました。
色々調べていく中で「就労移行支援」という存在を知り、いくつかの事業所を見学して通所をはじめました。
その後、さまざまな学びや経験を積み重ね、1年で無事に卒業。
今はアストンのCAT担当として、みなさんの「新しい一歩とスキルアップ」をサポートする立場になりました。
そんな私から、これから応募を考えているみなさんへ「応募前にやっておくと安心なこと」や「就職後にも必ず役立つこと」をお伝えします。
「勤怠の安定」は焦らず自分のペースで
通所は週に2日から開始しました。
通い始めた頃は、グループワークが苦手で、何度も離席しては泣いてしまう…そんな日々でした。
「できない自分」に不安を感じて、支援員の方も最初はなかなか信用できませんでした。
しかし、少しずつ通所日を増やすうちに「なぜ今日は気分が落ちているのか?」「どうしたらグループワークができるのか?」と考えるようになり、自分なりの“トリセツ”を作ることで少しずつ安定して通えるようになりました。
※今でも体調管理や生活リズムは苦労していますが、「こういう時はこうする」と決めておくと落ち着けます。
この「勤怠の安定」「自分の体調や感情を振り返る習慣」は、就職後も毎日仕事を続けるうえで本当に大切な土台です。無理せず自分のペースを知ることが、長く働く力につながります。
自己理解と配慮事項の整理
就労移行で大きな転機になったのは、「自己理解」と「自分のトリセツ作り」でした。
例えば、「自分は“べき思考”や“思い込み”が強い」「こういうサインが出たら要注意」など、自分の考え方・強み・注意点を整理して、「こういう働き方が合う」「こんな配慮をお願いしたい」と具体的な内容を伝えるようにしました。
実際に面接や企業の方にも、「自分はこういう人間です」と伝えていました。
この「自己理解」や「配慮事項を伝える力」は、就職後に上司や同僚と良い関係を築くうえで欠かせません。自分を知ることで、無理なく働き続けるための工夫ができるようになります。
支援員さんを“就活パートナー”に
自己肯定感がすごく低かった私に、支援員さんが「スリーグッドシングス」(1日3つ良かったことを書く)を勧めてくれたのは大きな助けでした。
小さな“できた”を積み重ねていくことで、気持ちが少しずつ上向きになりました。
また、企業選びや履歴書作成、面接練習なども一人で悩まず、支援員さんにどんどん頼るのがオススメです。
苦手なことは「相談してもいいんだ」と思えるようになったのも大きな成長でした。
支援員さんを活用して「相談する力」を身につけることは、仕事の現場でも必ず役立ちます。困ったときに一人で抱え込まず、周囲に相談することが、長く安定して働くコツです。
就職活動と「オープン就労」の覚悟
就職活動では「また同じことになるんじゃないの?」と言われて辛い思いもしましたが、自分の特性を隠してクローズ就労を選ぶより、「オープン就労」で自分らしく働く道を選びました。
自分を信じて進んでよかったと今は思っています。
「自分らしく働く覚悟」を持つことは、仕事に向き合ううえでとても大切です。自分の特性や希望をきちんと伝えて、それを理解してくれる職場を選ぶことで、安心して長く働くことができます。
応募前にやっておくと安心な準備(まとめ)
① 週5日の通所(体調不良や用事以外は休まず通う習慣)
② 自己理解(自分の強み・苦手・トリセツの整理)
③ 支援員さんとの連携・相談
これらはすべて、就職したあとも必ず役立つ「社会人としての基礎力」や「セルフケア力」につながります。
エール 〜これから応募を考えている方へ〜
就労支援事業所に通おうと思えた時点で、あなたは「働きたい」という大きな一歩を踏み出しています。
焦らず自分のペースで、どうすれば自分らしく働けるかを考える時間を大切にしてください。
私自身、最初は不安ばかりでしたが、色々な経験を経て今、CAT担当として新たなチャレンジができています。
困った時は一人で抱えず、ぜひ支援員さんや私たちCATにも相談してくださいね。
Colorful Assist Blogの発信について
アストンでは、障がい者雇用支援の取り組みを【Colorful Assist Blog】にて継続的に発信していきます。
誰もが安心して働ける社会の実現に向けて、IT業務を通じた新しいキャリアの可能性を広げていきます。
ぜひ、今後の発信にご期待ください。