【セキュリティ対策】エモテットの感染に注意!
エモテット感染が急増しています。
エモテットは知り合いになりすましたメールから感染します。
送信名が知り合いだったり、メールの件名に「Re:」や「Fwd:」が含まれるなどといった巧妙な手口で正規の業務メールを装い、受信者はとくに疑問を持たずに添付ファイルを開いてしまい、知らないうちに感染してしまうのです。
エモテットに感染するとメールアカウントとパスワード、アドレス帳などの情報が抜き取られるばかりか、その情報を元に攻撃者は他のユーザーへ感染メールを送信するため、取引先や顧客へと被害が拡大していきます。最悪の場合、感染元の企業は損害賠償請求や取引停止といったリスクを背負うケースもあります。
メール経由で外部に感染を拡大させていくマルウェア、エモテット。添付ファイルを開こうとして「コンテンツの有効化」ボタンを押しても何も表示されない、取引先から不審なメールを受信したという報告があった、など感染が疑われる事例があった場合には、ウィルス対策ソフトによるフルスキャンなどを実行しましょう。
さらに、感染が疑われる端末をネットワークから、また、感染が疑われる端末が繋がっているネットワークを外部のインターネットから遮断するなどといった対策も必要です。
日本はファイルをメールに添付する文化が根強く、加えて知人等の名前で送られてきたメールに対しての警戒心も薄い傾向にあるため、企業だけでなく、個々人の誰しもがエモテットに感染するリスクがあるのです。データやファイルのやり取りには、メールではなくファイル転送サービスを使用するといった対策が有効になります。
東京都が都内の中小企業に向けて申請者を募集している「サイバーセキュリティ対策促進助成金」は、サイバー攻撃を防ぐために必要な機器やサービス等に関わる経費について、最大1,500万円が補助される制度です。弊社では助成対象になるかの診断を実施しています。一度ご相談ください。
株式会社アストン サイバーセキュリティ対策G
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