B2Bマーケティングvol.13|お客様が抱えている問題の解決者となる
これまで、どのチャネルにどんなコンテンツでアプローチしていくのが有効か、その方法や考え方について解説してきました。
過去の記事:マーケティングに効果的なチャネルの選び方_vol.12
様々な業種がある中で、それぞれアプローチ方法も変わってきますが、ひとつ重要なことは「お客様の問題解決者になる」ということです。
お客様の”悩み”は何か?
どのような商品・サービスを販売するとしても、お客様の「問題の解決者となる」ことが大切です。
お客様は、自身の商品・サービスに対して”何かしらの悩み”を抱えており、解決をしたいと考えています。
あなたがお客様へアプローチする時に、自社の商品を売りたいという気持ちが先走ってしまい、お客様の課題を蔑ろにしてしまうと逆にお客様に商品の魅力を感じてもらえなくなります。
お客様へ営業活動をするということは、もちろん何かを「買ってもらう」ということが最終的なゴールとなりますが、まずはお客様が何に困っているのかをしっかりと理解することに努めましょう。
自身も商品の一部である
お客様に商品を購入して頂くためには、商品の魅力だけでなく自身の魅力も鍵となります。あなた自身もお客様にとっては商品のひとつとみられていることを自覚しましょう。
自身のキャリアを高め影響力を増やしていくことで、お客様も「この人が言っているなら。」と、より前向きに検討してくれるでしょう。
これは単に営業の場に限らず、社内での提案などの機会にも有効となります。そして、自身を高めていくために取り組むことこそ「問題解決者になる」ことなのです。
他業種を取り組みを参考にする
競合他社の多い業種では、第一想起をして貰えるようにマーケティングをするべきである、そして、ライバル企業のマーケティングを研究して自社のマーケティングの参考にするべきだとお伝えしました。
加えて、”他業種”のマーケティング手法を参考にすることも有効なことです。
業種に留まって検討してしまうと、競合他社と結局似たようなアプローチになってしまう可能性があります。一方で、他業種のマーケティング手法をみてみると、予想以上に違ったアプローチをしていることがあります。
他業種の中では使い倒された戦略も、自業種では画期的な取り組みかもしれません。そして、それを採用した結果大躍進を遂げることができるかもしれません。是非、他業種の取り組みも参考にしてみてください。
どの業界も技術は拮抗している
最近では、どの業界でも一社だけが技術的に卓越しているという状況は中々ありません。
先見の明があったり、マーケティング施策がはまったなど、戦略的な施策がその業界で結果を出すことに繋がっています。
戦略を練る際には、様々な施策を検討し、時には組み合わせながら最適な戦略に高めていきましょう!