インサイドセールスvol.25|チームをまとめるためにリーダーが取り組むべき3つのポイント
インサイドセールスに限ったことではないですが、成果を出すためメンバーを採用してチームを作り、リーダーシップを発揮してプロジェクトを推進していきます。
組織が突き進んで行くためには、それを引っ張るリーダーが必要であり、マネジメントしていく力がとても重要です。
インサイドセールスは、顧客になるか否かのリード(見込み客)に対してアプローチをし、商談を創出していく、企業の業績に大きな影響を与えるポジションです。そんなインサイドセールスチームを強くしていくためにもマネジメント側の力量は非常に重要です。
これからインサイドセールスに注力していく企業様に向けて、マネジメント側が取り組むべきポイントをご紹介致します。
1.管理・分析を怠らないこと
先日の記事でお伝えした”テリトリーマネジメント”を実践して、メンバーにはテリトリーを割り振ってそれぞれのテリトリーに注力してもらったとします。
過去の記事:
インサイドセールスvol.23|営業チームには欠かせないテリトリーマネジメント
リーダー(マネジメント側)はもちろんそれら全てに目を向けなければいけません。各テリトリーで「今何が起きているのか」「良好な成果を挙げれているのか」「メンバーが問題を抱えていないか」など、細かく目を向け続ける必要があります。
リーダーにとっては複数のテリトリーの中の一つかもしれませんが、メンバーにとっては一人しかいないリーダーだということをしっかりと認識し、メンバーをサポートし続けましょう
2.ビジョン・ミッション・バリューを浸透させること
もちろんメンバーはひとりの人間ですので考え方・価値観が違います。メンバーが増えてくると、リーダーの管理は増大していきます。そんな状況でも方向性をブラさず、そして足並みを揃えて各メンバーが業務に励んでいくために、「ビジョン・ミッション・バリュー」が大切です。
中小企業の場合、経営層のマンパワーでこれまで事業を推進してきたケースも多く、「ビジョン・ミッション・バリュー」が会社全体に浸透しきれていないケースも多々あります。この機会に改めて見直してみてください。
ビジョン
会社またチームとして成し遂げたい将来像がビジョンです。「将来的な売り上げ」といった数字での定量的な目標はもちろん、この仕事を通して「何を成し遂げたいのか」「どんな未来にしていきたいのか」というような定性的な内容も含まれいています。
ミッション
組織が社会に対して価値を生み出すためのアクションやその目的を指します。事業を通じて「社会にどんな価値を残していくか」を言語化したものです。最近は個人としてのミッションを設定しているケースも増えてきました。メンバーが自分の仕事のミッションが何かを明確にできれば、仕事にやりがいを感じることができ充実感を持って業務に励むことができるでしょう。
バリュー
ビジネスにおけるバリューとは「社会に対して提供する価値」です。会社としての価値(バリュー)はもちろんですが、各メンバーが自身がポジションはお客様にどんな価値を提供しているのかをしっかりと認識できるようにしましょう。
行動や意思決定に悩んだ際にバリューを基準に行動することで業務の質が向上し、また意思決定の基準があるので、リーダーの助言がなくとも正しい選択をできるケースが増えます。
3.忍耐力・継続力を持ち取り組むこと
インサイドセールスは他のポジションと比べて「コツコツ積み上げていく」要素が強いのが特徴です。MAツールなどで取り組み・成果がより可視化される状況になっているため、成果が出ても出なくても結果が一目で分かります。日々取り組みを見直しながら忍耐強く取り組まなければいけません。
そのような環境ですので、リーダーはメンバー以上に忍耐力を持って取り組むことが要求されます。さらに、厳しい状況でも先頭に立って推進していく必要があります。
事業を推進していくためには、リーダーの存在が不可欠です。インサイドセールスにおけるリーダーとしての資質は少し違うかもしれません。インサイドセールというポジションの特性を捉え、しっかりとマネジメントしていきましょう!
インサイドセールスを推進するMAツール(HubSpot)に興味をお持ちの方はぜひお気軽にお問い合わせください。